日時：平成25年2月1日（金）
場所：アイリス青葉ビル 9F（旧仙台三和ビル）
講演：ライフネット生命保険株式会社　代表取締役社長　出口　治明氏

～直球勝負の会社のつくり方～

所得減少と少子化に立ち向かうためには「安心して赤ちゃんを産んでほしい」「そのために保険料を半額にしたい」戦後初の独立系生命保険会社を誕生させた出口社長の思いが強く感じられました。その背景には、年金制度ができた1961年、当時の男性平均寿命は65.7歳。60歳以上の1人を11人で支えてました。⇒11人で6年弱の期間面倒を見ればよかった年金制度ですが、2030年になると、1.7人で1人を支えなければならない。それに、2011年の日本人の平均寿命は女性85.90歳、男性79.44歳ということは、年金の支給開始年齢が65歳になったとしても、男性で15年，女性は20年以上支える必要があり、支える側の負担を計算してみると・・・約20倍！　この数字だけ聞いても支える側の負担を何とか軽減させたいという強い思いが、参加して頂いた方々には強烈に伝わりました。その他にも日本/個人の国際競争力やライフネット生命の起業物語について、分かりやすい数字でご説明頂き、参加者にとってはどれも衝撃的で納得させられる内容ばかりでした。ご講演後には懇親会も行われ出口社長を囲みながら大いに盛り上がりました。ご参加頂いた方々、出口社長、本当にありがとうございました。

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