日時：平成26年6月6日（金）　18:30～20:30
場所：アイリス青葉ビル 9F（旧仙台三和ビル）　仙台市青葉区中央2-1-7

「グローバル人材の育成・活用による東北地域活性化を目指して」

講師：（一財）東北多文化アカデミー
代表理事　押谷　祐子 様

「多文化共生」という言葉をご存知でしょうか。グローバル化の必要性が声高に叫ばれるにも関わらず、長らく日本は日本人のための国であり、日本語が読める、書ける、聞けるということを前提として社会を作ってきました。それは、外国人にとって「興味はあるけれども関与できない」という参入障壁となっているのです。もし東北が一致して、もっと外国人を理解し、その存在に慣れ、「隣に普通に外国人がいる」ような考えを共有できたら。東北はグローバリゼーションの牽引役として日本を引っ張っていけるのではないでしょうか？講師は長い海外経験を生かし、全く日本語を知らない学習者を集めて、日本語のみで、日本で暮らしていくための日本語を学ばせるというノウハウを持ち、多文化共生を実現しようとしています。2010年に東北多文化アカデミーを創業。3人の講師が分担して東北大学、東北福祉大学等で日本語を教えているほか、自らの主催で多数の研修生を迎え入れています。また、関連法人ネクストステージ東北により、企業へのアジア人材マッチングも実施しています。さらには、青葉区内に近日中に常設の日本語学校を開設する計画も持っています。本トークインサロンは、このような問題意識から改めてグローバル化の意義を問い、その具体的な手法を会員に共有するための一助となるものです。

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