日時：平成27年10月13日（火）　18:00～20:15
場所：アイリス青葉ビル 9F　仙台市青葉区中央2-1-7
講演：一番町南診療所　院長　本田　英彦氏

10/13（火）恒例のTNBトークインサロンが開催されました。この度は「大切な心臓をまもり脳卒中を予防しよう」ということで一番町南診療所　院長の本田英彦氏をお招きしご講演頂きました。特に「寝たきりにならないための日頃から家庭医を持つことの重要性」についてご説明いただきました。今回のお話では、寝たきりの原因が「脳卒中」35.6％と一番多く、最近の介護判定は半身不随でも要介護2、自分で歩けないと初めて要介護3となるなど判定は従来よりも難易度が上がっていること。
その他の寝たきりの原因では「認知症」が18.0％、「高齢衰弱」10.4％、「関節疾患」4.2％、「骨折・転倒」4.3％であること。寝たきりの主因である「脳卒中」には3つほどの原因が有り、

「1.疲労、ストレス、酒、タバコなどの原因」
「2.動脈硬化の原因」
「3.心臓の不整脈の一種である“心房細動”などが原因」

このうち3番目の”心臓の不整脈の一種である心房細動”は治る場合もあればそのまま闘病となる場合もあります。日本人には潜在的にこの予備軍が100万人ほどいるとされていますが半分は自覚症状が無く、ましてや年1回の健診ではなかなか見つけることが出来ない現状など、さまざまな問題点や重要性をご説明いただきました。日頃なかなか自分の体に向き合うことや、社員の健康について考える機会が少ない経営者の方々にとってはとても興味深いご講演となりました。ご講演後には本田先生を囲んでの懇親会も行われました。